消えた滝、ナメ!悲惨・米子沢


8月15日(月)ゲスト1名と巻機山の米子沢に行ってきた報告です。
上記の写真は、ナメ沢を過ぎて3段40メートルの滝を巻いた上流の様子です。大量の土砂崩れにより巨岩が滝やナメをうめつくしていました。滝、ナメがまったく消えました。米子沢の美しい滝、ナメはありません(標高では約1200メートルから1350メートル付近まで)。


この写真はゴルジュ手前のスダレ状(右岸)直下のようす。スダレ状の対岸(左岸)からの土砂崩れの一枚です。


これはスダレ状のすぐ上流の右岸の岩壁の崩壊のようす。沢全体が巨岩で一杯。ここからゴルジュまでこんな状況が続いています。


ゴルジュの入り口です。ここから上流(大ナメ)は土砂崩れはなく、これまで同様の美しい米子沢でした。

このような大規模な土砂崩れの原因は特定(現時点では不明です)できませんが、7月下旬のゲリラ豪雨(平成23年福島・新潟豪雨)のためではないかと思います。それにしても悲惨です。心が痛む一日でした。
優しく美しい米子沢。沢登りの楽しさ堪能させてくれた米子沢は永久に戻ってきません。

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