八ケ岳に行ってきました

4/28~29八ケ岳にいってきました。連休の前のせいか非常に静かな山でした。
29日は朝7時に鉱泉小屋を出発し、文三郎尾根から赤岳山頂へ。稜線付近はやや風があったものの9時15分頃山頂につきました。
雪をかぶった富士山が雲の合間から見えました。横岳への縦走路はほぼ夏道。ところどころ鎖を出ていましたが、横岳山頂から硫黄へのやや下り気味のルートはナイフリッジになっていました。結構堅い雪面にアイゼンが小気味よく効きました。
午後1時には鉱泉小屋に戻ってきました。出発時は静寂だった小屋からは賑やかな声が聞こえてきました。午後2時40分に美濃戸に下山し無事、下山することができました。午前10時頃までは青空が目立ちましたが、それ以降はすっかり曇空。但し、風は弱く寒さも感じない稜線でした。
気になったことひとつ。硫黄からの下山時に何人かの登山者とすれ違いましたが、2パーティ3人は軽アイゼンでした。急斜面ではさすがに苦労していました。そのうちの一人はピッケルも持たず、シラビソの枝2本でバランスをとりながら登っていました。注意はしたものの果たして、どうおもわれたのでしょうか?
「軽アイゼンで横岳は大丈夫ですか?」なんて質問すること自体、大いに問題なんですが。もちろん、「無理です。危ないですから止めて下さい。特に朝・晩は凍って危険です」と話してみましたが・・・・・・。こういう方が未だにいるんですね。

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