渡渉の失敗は命取り?

8/27 所属する東北山岳ガイド協会の講習会に参加。
沢登りに限らず、一般登山道でも出くわす沢の渡渉。流されて死亡する事故も多い。

会場は宮城県蓋二口渓谷、大行沢や二口沢(名取川の上流)。2人や3人でスクラム組んで
渡渉する場合、上流に向かいやや身体を斜めにし、リーダーが先に、
3人に場合は真ん中に体力的に弱い人を入れて、ザックのショルダーベルトなどを
しっかり握る。身体はしっかりつけて。女性がいる場合は一言を!
コロナ時代の登山ではマスク着用も必要な場合がある。大変だ。がんばれガイド!

腰から胸までの場合も挑戦しました。これは完全に沢登りだ(笑い)。

私が一番安全性が高いと思う末端交換三角法の練習。ロープは対岸に真横ではなく、上流から少し下流に向かってセット。水の抵抗があるので。ロープの一方は固定し、セッターはロープをカラビナ通しでテンションかけながら渡渉する。
もう一方の末端は同じ岸にいる人が持つ。

セッターが流されたら末端をもつ人がロープを素早く引く。セッターは流されながら岸に。

ロープはダブルで、少なくても胸くらいの位置にセットして。

この技術はロープをセットする人の安全性をも考慮したやり方。
ロープをセットする人(リーダー、ガイド)が絶対流されないと限らない。
さて、あなたならどうしてますか?

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